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マスコミ・出版物・Webサイトの傾向

電磁波のテレビ・新聞による報道

テレビニュースや新聞による報道は、電波を管理する総務省、電磁波が人体に及ぼす影響に ついて管理している環境省・厚生労働省などからの発表、または大学や各研究機関からの結果発表を報道するが、 記者の解釈や自社の経済効果を反映させた見出しや記事内容になっている事も多い。

一般的にテレビ・新聞の報道記事は公共性が高く信頼できる情報源と認識されている為、 読者や視聴者が見出しや補足画像から誤解を招く要因になったり、難しい専門用語を理解し難いことから、 様々なミスリードや混乱を引き起こしている。

電磁波報道のテレビ・新聞による混乱ケース
「電磁波」を主語にする記事が多い為、理論的に解明されているマイクロ波等の熱作用と、 メカニズムが解明せず実証もされていない非熱作用を混同し、総じて「電磁波は怖い」と解釈されやすい。
送電線の電磁波問題で数値レベルとして多用される「〜ガウス」という磁場の強さを表す単位の イメージが先行するので、「電磁波=ガウス」と捉えている人が多く、マイクロ波の熱作用と低周波磁場の非熱作用が、 それぞれの現象や対策方法の区別が理解されにくい。
電磁波による人体の作用と医療機器など電子機器への影響は、メカニズムが全く違うにも関わらず、 「電磁波による被害」と総じて報じられる事が多く、「電磁波」という言葉の意味を分かりにくくさせている。
電磁波による人体への悪影響に対する、各研究機関や大学教授などが事実解明をするための行動を、 「〜の研究が行われた」「〜の仮説が発表された」という言葉を付けることにより、有害説をイメージした報道をする事が多いが、 安全を立証された研究結果は報道されにくい。

出版物

「電磁波は怖い」又は「危険だ」という一方的な有害説と、解明された有害な電磁波と解明段階の電磁波を 分けて論じる本に大別される。雑誌記事も同様である。

有害説本
電磁波の様々な影響を「原因が電磁波なら全て同じ」という論調で恐怖感を煽り立てている内容の本が多い。
一般読者を対象とするので、専門用語を省いたり、疫学調査の発表のみを伝える事により、 電磁波の表面的な知識しか得られず、過剰に反応してしまう傾向にある。
恐怖を煽り立てた終わりに、測定器や販売業者を紹介している本も少なくない。 著者は科学ジャーナリストや、雑誌の別冊版がある。
慎重説本
低周波磁場とガンや白血病との関係など、電磁波の種別にテーマを絞った内容の本が発行されており、 それらは研究者が著作している物が多い。
有害説本を真向から批判している本。著者は研究者や科学ジャーナリスト。

Webサイト

「電磁波」のキーワードで検索すると膨大な数がヒットするが、大きく分けると以下の様になる。

環境問題全般を追求する団体や、高圧送電線問題をテーマにしている団体、電磁波過敏症の人達の、 情報・意見交換を目的としたサイト。 電磁波有害説本の著者を招いた講演会の開催告知や質問コーナーの他、電磁波測定器の紹介や販売をしている。
電磁波測定器メーカーや販売店サイト
販売店のサイトは、有害説本の構成に似せた内容が多い。 電磁波測定調査を行う販売店もある。
電磁波を発生させる側(電力会社、家電製品、携帯電話メーカー等)のサイト。
自社ホームページ内に電磁波の安全性を説明する内容を掲載している。
個人サイト
電気工学者による慎重説や、無線愛好家、健康をテーマにした主婦、電磁波過敏症の人、 明らかに被害妄想の人など多様である。